SEとPG(プログラマー)の違い

SEとPG(プログラマー)の違い

SE(システムエンジニア)とは、コンピューターを使ったソフトウェア開発のトータールコーデディネーターであり、お客様からの受注・依頼を受けるところから設計・プログラミング、テスト、リリース(納品)、保守管理までの全体に携わるIT技術者とされています。主に設計までとテスト、保守管理を「上流過程」、プログラミング・実装、リリースを「下流過程」と分類することがありますが、全体の中でも上流過程の比重が大きいようです。

 

一方PG(プログラマ)は、下流工程の比重が大きいとされます。SEがお客様と練り上げたプロジェクトを、実際にコンピューターでプログラミングするのがPGの大きな役割と言えます。

 

病院を例にしてみましょう。病気やけがを患って患者様が病院に訪れます。お医者さんは、患者様がどんな状態かを問診し、どんな治療がよいか、どんな薬がよいか、どんなリハビリがよいかを決めていきます。この場合のお医者さんがSEということになり、お医者さんは処方箋を出します。その処方箋に基づいて、薬剤師さんが薬を調合します。この薬剤師さんの役割がPGということになります。また、投薬をしてみてその後の経過治療をお医者さんはするわけですが、これがSEにおける保守管理と言えるでしょう。

 

SEの業務は多岐に渡りますが、端的にSEとPGとの違いを表すなら、ソフトウェアの開発にあたり、全体を通して携わるのがSE、その全体の流れの一部で、実際にコンピューターを駆使してプログラムを作るのがPGということになります。※SEに選ばれる仕事求人募集サイト情報はコチラです。